大阪と言えば日本屈指の都会の印象ですが、海や山も近く、昔から海の交通が発達していたことから、遠方からの産物もたくさん運ばれてきたこともあり、「食い倒れ」と言われ、食文化の豊かなまちとしても有名です。
泉佐野市にある泉佐野漁港は、大阪府下でも一、二を争う漁獲量を誇る泉州の魚処で、漁港内にある青空市場で、その日に水揚げされた新鮮な魚介をそのまま販売しています。また、泉佐野周辺には、漁港や新鮮な魚を食べることができ、購入できる魚市場が複数あります。
その中から、今回、「泉佐野漁協青空市場」と「田尻漁港日曜朝市」をご紹介します。
泉佐野市漁協青空市場
泉佐野漁港では、朝、出漁した船はお昼2時頃に多くの魚介類を積んで、港に帰ってきます。午後2時になるとサイレンと共に競りが開始され、仲介によって競り落とされた魚介類が店舗に並べられます。
青空市場には約30店舗のお店があり、鮮魚店を中心に、青果、花、揚げたて天ぷらなどが売られています。レストランやお寿司屋さんもあり、その場で新鮮な魚介を味わうこともあります。
【所在地】大阪府泉佐野市新町2丁目5187番101
【営業時間】10時00分~17時00分
【定休日】水曜日
ナビゲーターK.R
田尻漁港 日曜朝市
泉佐野市のお隣にある田尻町には、田尻漁港があり、毎週日曜に朝市が開催されています。田尻漁港は、関西国際空港の対岸に位置する場所にあり、マリーナとそこから見る田尻スカイブリッジの景色はすばらしいので一見の価値があります。
朝市では、新鮮な魚のほか、野菜や果物も販売されており、その場で手軽に食べることができるアナゴの天ぷら、タコ天、タコ飯など、漁港の漁師さんが調理したおいしいものが売られています。この活気あふれる朝市はとても人気で、地元の人のみならず、遠方からもたくさんのお客さんが訪れています。
【所在地】大阪府泉南郡田尻町りんくうポート北1番
【営業時間】7時00分~12時00分
ナビゲーターM.R